整形外科

医師紹介

石堂 康弘

石堂康弘

皆様、こんにちは。石堂康弘(いしどう やすひろ)と申します。人工関節、骨切り術などの関節外科、脊椎外科を専門にしております。特に、脊椎外科においては、内視鏡手術を得意分野とし(日本整形外科学会 脊椎内視鏡下手術・技術認定医)、体に負担の少ない低侵襲手術に取り組んできました。主な対象疾患は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などです。

また、関節分野においては鹿児島大学医療関節材料開発講座の特任准教授として、鹿児島大学病院での股関節外科分野のチーフを13年間担当(平成17~30年)、鹿児島県内の人工股関節再置換術などの難治症例の治療に取り組んできました。

平成30年3月末に鹿児島大学大学院医歯学総合研究科医療関節開発講座を退職、義父(脳神経内科医)の経営するクリニックに新棟を増築し、令和2年4月1日、岡田・石堂クリニックとして整形外科を開院いたしました。

手・足のしびれ、痛み、筋力低下、歩行の異常などを生ずる神経の病気は、さまざまな原因があり、高度な検査や診断が必要となります。岡田・石堂クリニックでは、MRIやCTなどの診断機器で検査し、神経内科と整形外科が連携しながら、スムーズな治療を行います。

患者さんの訴えに誠実に向き合い、ニーズに応えられるよう心掛けています。これまで培ってきた経験が多くの患者様のお役に立てるよう、これまで長年携わってきた脊椎内視鏡や人工股関節手術などを中心に、患者さんの体の負担が少ない手術に取り組むことで、より地域に根差した "かかりつけ医" を目指しています。

<略歴>
平成2年4月1日 鹿児島大学医学部整形外科入局
平成2年6月1日 鹿児島大学医学部附属病院整形外科 医員(研修医)
平成3年7月1日 医療法人社団誠療会成尾整形外科病院
平成4年1月1日 肝属郡医師会立病院整形外科
平成4年4月1日 鹿児島大学大学院医学研究科入学
平成8年3月31日 鹿児島大学大学院医学研究科修了
平成8年4月1日 鹿児島大学医学部附属病院整形外科 医員
平成8年7月1日 医療法人菊野会菊野病院整形外科
平成9年1月1日 鹿児島大学医学部附属病院整形外科 医員
平成9年6月1日 (財)癌研究会癌研究所生化学部(嘱託研究員)
平成11年1月1日 鹿児島大学医学部附属病院整形外科 医員
平成13年1月1日 恩賜財団 済生会川内病院 整形外科部長
平成16年1月1日 鹿児島赤十字病院整形外科
平成17年7月1日 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院整形・運動機能センター助手
平成18年6月1日 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
医療関節材料開発講座採用(日本メディカルマテリアル)客員助教授
平成19年4月1日 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
医療関節材料開発講座(京セラ)特任准教授
平成30年4月1日 中山整形外科(ちゅうざん整形外科・内科・胃腸内科)脊椎・関節外科部長
令和元年7月1日 岡田脳神経クリニック
令和2年4月1日 岡田・石堂クリニック 院長
  現在に至る
<資格>
  • 整形外科専門医
  • 日本整形外科学会 脊椎脊髄病認定医
  • 日本整形外科学会 運動器リハビリテーション認定医
  • 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医
  • 日本整形外科学会 脊椎内視鏡下手術・技術認定医
  • 日本骨粗鬆症学会 認定医
  • 日本スポーツ協会 認定スポーツドクター
<学会活動>
  • 日本整形外科学会会員、日本股関節学会評議員、日本関節病学会評議員、
    日本運動器科学会評議員、日本脊椎脊髄病学会会員、日本低侵襲脊椎外科学会会員、
    日本人工関節学会会員、日本骨粗鬆症学会会員等

手術件数

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
内視鏡下椎弓形成術 39 63 56 48
内視鏡下椎間板摘出術 48 41 40 43
人工股関節置換術(THA および ReTHA) 42 44 44 49
人工膝関節置換術(TKA および UKA) 5 19 34 38
脊椎固定術 14 17 21 23
腰椎椎弓形成術 2 2 0 2
頚椎椎弓形成術 4 3 4 3
頚椎内視鏡下椎間孔開放術 0 2 1 0
膝骨切り術 2 0 0 0
その他 29 29 22 20
総計 185 220 222 226

主な疾患

人工関節

手術を受けた患者さんからは「痛みなく歩けることが楽しい」と言われます。治療後にどういう生活を送りたいかで最適な治療法は異なります。「治ったらこういうことがしたい!」という夢や希望を持って治療に取り組んでほしいと思います。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

低侵襲の治療

元気で年を重ねていくためには、日頃から背筋を伸ばすようにすることが大切です。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、脊椎の疾患の多くは、薬とリハビリで改善します。神経障害がひどい方も低侵襲手術で早期に回復できるようになっています。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

内視鏡手術の適応は?

  • 腰椎椎間板ヘルニア

    一部の例外を除きほとんどが、可能です。

  • 腰部脊柱管狭窄症

    不安定性がある場合は、固定術が必要な場合もあります。

詳しくはこちらの資料をご覧ください。