脳神経内科

医師紹介

岡田 明彦

岡田明彦

平成16年4月より、ここ上福元町を中心に地域に根差した『かかりつけ医』を目標に日々診療しております。当院では風邪症状等の一般内科的疾患は勿論の事、神経疾患を専門に取り扱っています。また各疾病に対するリハビリテーションも積極的に取り組んでいます。

当院の体制として、MRI・X-CTの各画像診断装置を導入しており、その他には近隣の各専門分野の先生方と連携し患者様が安心して治療して頂ける体制を心がけております。

今後も地域医療に力を入れ、気軽に相談していただけるクリニックでありたいと思います。

【略歴】
昭和46年 ラ・サール高校卒業
昭和53年 鹿児島大学医学部卒業
昭和53年 鹿児島大学医学部 第三内科入局
昭和55年 大分県立病院神経内科
昭和56年 鹿児島大学医学部 第三内科
昭和58年~平成2年 藤元病院(都城市)神経内科部長
平成2年 ブリティッシュコロンビア大学神経内科(バンクーバー:カナダ)
平成3年~平成13年 霧島温泉労災病院 副院長
平成16年~ 岡田脳神経クリニック開業
【資格・学会活動】
  • 日本神経学会指導医・専門医 医学博士
  • 日本内科学会認定医
  • 日本リハビリテーション医学会認定臨床医
  • 難病指定医
  • 鹿児島県医師会かかりつけ医
  • 労働衛生コンサルタント

こんな症状ありませんか?

おかしいなと思ったら

神経内科は脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気など広範囲な領域をみる科です。

症状としては下記のように色々とあります。

  • 意識障害
  • 物忘れ
  • てんかん発作
  • 言葉がうまく出ない
  • 他人の会話が理解できない
  • ロレツがまわらない
  • 飲み込みが悪い
  • 顔面の麻痺やひきつけ
  • 視野の異常
  • 物が二重に見える
  • めまい
  • フラツキ
  • いろいろなタイプの頭痛
  • 手足のシビレや脱力
  • 手足のふるえ
  • 勝手に手足や体が動いてしまうなどの不随運動 など

これらがどこの病気であるかを診察し、X-CT及びMRIなどで検査し、見極めた上で治療をします。骨や関節の病気であれば整形外科へ、脳動脈瘤やクモ膜下出血、頭蓋内血種であれば手術を実施している脳外科へ紹介します。てんかん発作及び知的障害等の疾患に関しましては他施設へお願いしております。

又、神経内科が扱う病気には、糖尿病・高血圧症・脂質異常症・不整脈・喘息などの呼吸器疾患・膠原病・甲状腺疾患などの内分泌疾患なども関わっている事がほとんどですので、当然ながら一般的な治療も併せて行います。

神経内科的疾患について

  • 脳血管障害
    (脳卒中)
  • 神経難病
    (パーキンソン病・脊髄小脳変性症・重症筋無力症・先天性筋ジストロフィー症など)
  • 各種の頭痛
  • 脊髄及び末梢神経障害
    (ギランバレー症候群など)
  • 筋疾患 など

脳神経外科

医師紹介

岡田 朋久

令和6年4月より、当院で脳神経外科の診療を担当しております岡田朋久と申します。

脳神経外科とは脳、脊髄、末梢神経系およびその付属器官(血管、骨、筋肉など)を含めた神経系全般の疾患のなかで主に外科的治療の対象となりうる疾患について診断、治療を行う医療の一分野です。

頭痛や頚(くび)の痛み、手足のしびれ、または痛み、その他めまいなど取り扱う症状は多岐にわたります。

主に頭痛疾患や頸椎症をはじめとする脊椎症に対する診療に取り組んでおり、症状として “しびれ”や“痛み”があります。それらに対して丁寧な診察と的確な診断を心がけて、内服薬から神経ブロック、必要に応じて手術療法など、外科的視点も含め患者さん一人一人に合った治療法を見つけていくよう、患者さんと向き合いながら診療にあたらせていただきます。

症状によっては、脳神経内科や整形外科と協力をしながら、痛みや神経症状を“総合的に診療・治療”していきます。

もちろん外科ですので、怪我による傷の縫合処置などの診療も行っております。

この地域の方が安心していただけるような、かかりつけ医を目指します。

【略歴】
平成23年 鹿児島大学医学部卒業
平成25年 鹿児島大学病院脳神経外科 医員
同年 国立病院機構鹿児島医療センター脳神経外科 医師
平成26年 鹿児島県立大島病院脳神経外科 医務技師
平成27年 霧島市立医師会医療センター脳神経外科 医師
平成28年 川内市医師会立市民病院脳神経外科 医師
平成29年 鹿児島大学病院脳神経外科 医員
同年 藤元総合病院脳神経外科 医師
令和2年 出水郡医師会広域医療センター脳神経外科 科長
令和6年 現職
【資格・学会活動】
  • 日本脳神経外科学会認定専門医・指導医
  • 日本脳神経外科コングレス会員
  • 日本脳卒中学会 会員
  • 日本脳ドック学会 会員
  • 日本脊髄外科学会 会員
  • 日本神経内視鏡外科学会 会員
  • 日本リハビリテーション医学会 会員

主な疾患

頭痛

頭痛は、日本国民の4人に1人が悩んでいる病態です。脳出血や脳腫瘍、頸椎症などの別の疾患が原因となる頭痛もあれば、別の疾患がない、あるいははっきりしない頭痛もあります。当科ではそのどちらに対しても診療を行っております。治療方法は内服薬から、痛みの原因となる神経に局所麻酔を行う神経ブロックも当院で行なっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。また片頭痛に対しても積極的に診療を行なっております。近年では痛み止めや予防薬についても新たな治療薬が開発されております。それらが患者さんの痛みに適しているかどうかを診察し、治療にあたらせていただきます。

手足のしびれ・めまい

手足のしびれやめまい、その原因は脳梗塞などの脳卒中や脳腫瘍もあれば、頸椎、腰椎などの脊髄症、あるいはしびれに至っては、末梢神経障害もあります。それらの診療を行いますが、急性期の脳卒中や手術治療の適応となるような脳腫瘍など、その都度必要であれば、鹿児島大学病院や鹿児島市立病院、鹿児島医療センターなどの総合病院へのご紹介も迅速にいたします。

脳卒中

脳卒中は、突然前触れもなく起こることがほとんどで、非常に注意を要する疾患でもあります。当科では、その原因となるような脳血管の異常をいちはやく診断し、予防できるような診療(脳ドック)を行います。
(保険外診療となりますので、かかる費用などについては現在準備中です。決まり次第随時HPに掲載いたします。9月頃開始予定)

また脳卒中後の患者さんに対しても、その後の定期的な画像検査や内服薬処方を含めた外来診療を行なっております。その際は入院治療されていた病院の主治医とよく相談していただき、受診していただけますようお願いいたします。